『おつかれさま』第5話～第8話ネタバレ＆感想｜韓ドラYouTuber総帥が深掘りレビュー！

Netflixで配信中の韓国ドラマ『おつかれさま』。今回の第5話から第8話では、家族の愛と試練、そして韓国社会のリアルな描写が際立ちます。韓ドラYouTuber総帥としての視点から、見どころや裏テーマを徹底解説します。

第5話：新たな船出と幸せな日々 – “幸せは続かない韓ドラの法則”

エスンの祖母の支援で船を手に入れたグァンシク。これで家族は安定した生活を築けるはずだった…が、韓ドラの鉄則として「穏やかな幸せは長くは続かない」。このエピソードでは、“穏やかな日常の中に潜む次なる試練への伏線” が丁寧に描かれています。

特に印象的だったのは、家族全員が笑顔で食卓を囲むシーン。これは視聴者に「この幸せが壊れる」ことを無意識に意識させる演出ではないでしょうか？韓ドラの巧みな伏線の張り方が光る回でした。

ここで訪れるのは、三男トンミョンの死という衝撃的な展開。 韓国ドラマは家族の死を通じて、登場人物の成長や価値観の変化を描くことが多いですが、本作も例外ではありません。

視聴者の間では、「トンミョンは運命的に死ぬことが決まっていたのか？」という議論もあります。台風という“自然の脅威”*に見えるものが、実は「家族の団結を試すための試練」だったのではないかと考えさせられます。

また、エスンの号泣シーンは、視聴者の涙腺を完全に崩壊させるシーンでした。

この回では、エスンが村の組合長に選ばれるという大きな転換点を迎えます。単なる昇進劇ではなく、“女性が社会で戦う姿” を描く強いメッセージが込められています。

韓国社会では、特に地方の組織で女性がリーダーになるのはまだまだ珍しい。そんな中でエスンがどう戦うのか？今後の展開が気になります。

また、この選挙戦では「利権を巡る争い」が背景にあり、それを見抜きながらも戦うエスンの姿がかっこいい。「権力は人を変える」と言われますが、エスンはいい意味でにはなると思いますがどう変わっていくのかも注目です。

📝 引用元：NAVERブログ

クムミョンがソウルで窃盗の濡れ衣を着せられるという事件が発生。ここで描かれるのは、韓国社会の“学歴至上主義”と“地方出身者への偏見” です。

韓国ではソウル出身と地方出身ではキャリアのスタートラインが違うことも多く、それが描かれているのがリアルでした。冤罪を晴らせたのは、過去にエスンとグァンシクが助けた女性のおかげ。このエピソードは、「過去の善行が未来に返ってくる」というメッセージが込められています。

また、クムミョンの留学費用を捻出するために家を売る決断をする家族の姿も涙を誘います。「親は子どものためなら何でもする」—これは韓国ドラマの永遠のテーマなのかもしれません。

この4話を通じて、本作が単なるヒューマンドラマではなく、韓国社会のリアルな課題（貧困・ジェンダー・地域格差） を描いた作品であることがよく分かります。

また、視聴者の間でも「これまでの韓ドラにはないリアリティがある」との声が多く上がっています。